昨日は早めに教習が終わったので予告通り舞鶴山に登った。 意気揚々と合宿所から直進するも、小さな公園はあるが山へ侵入するための道は見当たらず入り口を探すため山を迂回していく。途中季節柄トンボがすごくたくさんいて驚いた。そのトンボを巣でからめと…

合宿所友達２はライダー。 バイクに乗るわけじゃないけど。あだ名がそうなったのにはわけがある。美味しいものにはわけがある。 彼は二つ年上で大学の頃は理系でバドミントンとバイトもやっていたのだがあまりにハードなゼミに体を壊し、血尿も出るようにな…

初めてこの作家の小説を読んだ。文章はうまい。描かれる人々も奥行きがある。屈折した感情を、それでも物悲しい感情をきちんと伝えてくる。 主人公は父母姉を家族を持つ女性。どうしようもない父を肉親として深く思う。それは軽蔑であり、深い共感でもあり、…

主人公はできちゃった結婚をした夫婦。互いに相手に多くを要求しながら互いに不満を募らせてギクシャクしていき、そしてありがちな不倫をするって設定。 淡々と日常を綴っていくのがこの物語の大半だが、そこで交わされる会話、反応する思いを作者は巧みに描…

山形の免許合宿で知り合ったヒデ。 いっこ下21歳。夏まで働いていたが今年大学受験に挑戦するって言ってた。髪型が中田ヒデに似てるからヒデって呼び方になった。ヒゲが濃く毎日そっていたみたいだけどあとが青く残っていた。仙台から来てる彼はまじめで不器…

山本作品でも最も人気があるであろう作品。こんなに構成のうまい作品は久しぶりだった。 主人公は女性。親に従って生きその鬱屈を胸に抱えたまま育ち、じゃああの時自分の思いを爆発させれば変わったのかもしれないなんて思っている女性。流されて生きてきた…

子供っていうのは距離のとり方や状況にもよるが、誰よりも親に影響を受けて性格形成されていくのではないか。 これに描かれているのは絶対的な母親を中心にした狂気の家族であるが、読み終わるころにはこの狂気は私達の普通と紙一重なんだということに気づか…

戦前戦中戦後、一生をを鬼怒川近くの村で生きた女性を描いた大河小説。 毎晩悪夢にうなされ無気力に生きる日露戦争の生き残りと結婚し、子供を産み育てその子供も大戦に引っ張られ（生きて帰ってくるが）、孫を大学紛争で心配し、その間生きるためにただ機を…

吉本ばななは気持ちや感覚を例える描写にとても優れている。それが心地いい人もいるのだろうし肌に合わない人もいるだろうと思う。久しぶりにばなな作品を読んでそう感じた。この作品はどんどん加速していく。つぐみの激情にはドラマチックなものを感じるが…

Ｓ字が憎い クランクが憎い 減速クラッチが憎い 見通しの悪い交差点での左折が憎い 踏切で窓を開けなきゃいけないのが憎い 目視が憎い

合宿所の目の前には山がある。舞鶴山。なかなか粋な名前。 ずっと関東に暮らしているとどこを見渡しても山があるっていうのはものすごく新鮮な生活だったりする。目の前の舞鶴山を見上げていると、すごいなあすごいなあって、夜空を見上げて自分の小ささを感…

昨日テレビでニートの合宿の特集をやってて自分のしたいことがなんなのかなんて、見つけるのは本当に難しいし、見付からないからなんもしない、したくない、やる気が起きないってのもすごく共感できた。 自分はいろんなことを消去法でしぶしぶ選んできた。ク…

書き口は話口調で、若干読みづらくはあったが作者の作戦は成功していると思う。親しみやすさ、またその世界への抵抗感をなくしてくれた。 死にたくないときに遺書を書くことや、本当に卑しいことって何だろうという姿勢は太く力強い。体を売ること、プライド…

はなみん２。 寂しいよ、甘えたいよってメールしたらすぐに電話をかけてきてくれた。どんだけ優しいんだよって又しも思った。感動した。女性には超お勧め物件なんだけどな、誰かいい人にめぐりあって欲しいものだと切に思う。そう思う人は結構たくさんいるは…

昨日の夜は合宿所のみんなで僕の部屋に集まって飲んだ。 近くのスーパーに買い出しに行って一人1000円。自己紹介で始まって盛り上がっていった。何故か僕のあだ名は鈴木博士に、理由はドランクドラゴンの鈴木に似てるからってのと頭良さそうだからって。心外…

連載しようと思う。僕の大事な友達を追憶にひたりながらつづろっかな。そんなことまで書くなよってのがあったらすぐ消すので一言下さい。 最初ははなみん。このニックネームどおりのかわいい風体をしている。中身ももちろんかわいい。高校の頃からクラブが同…

教習に来て日々生きることを本当に手を抜いてたことをつくづく感じた。運転するのは初めての経験。ものすごく緊張し、冷汗かきながら、一時間運転した後はどっと疲れる。新しいことに挑戦ってなんにせよものすごいことだと思う。 頑張らなくたってバイトはこ…