母の[夢日記]

ここはどこかしら。なんて思うこともなく、ふと私は骨を洗っている。
これは誰の骨だろう。
ああ、長男の骨だ。
死んじゃったんだなあ。
あら、もう一つ骨を洗っている。きっと一人で死ぬのは寂しくて、呼んでしまったのね。一人で死ぬのは悲しいものね。
それにしても長男は死んでしまったのね。
私は骨を洗っている。