日記

昨日は演奏会だった。大学時代最後の演奏会。
最後の最後までさぼたり癖は克服できなかった。
けど全部終わった。正直「今日でやっと最後だ」って思いだった。昨日も始めの会は行かないで音だしの時間に遅刻して行った。いろんな思いの中で、きっと古賀がいたら怒られそうだからちゃんと行ったんだろうなって思った。
演奏会後は同期で3時まで飲んで、酔いと疲労と寒さと革靴の疲れで本気でへたれかけた。疲労、酔い、寒さで気持ち悪くて、どうしても腰を降ろしたくてすかいらーくに入って休憩した。
始発近い電車で帰ったのだが、その時間には通勤やらクラブやらで結構混んでいた。この人たちすごいな、と尊敬と羨望の眼差しで見つめた。自宅が近くなるにつれて太陽が昇り、久しぶりに朝焼けに染まる街を見た。真っ赤に染まりながら一日が始まる街を見るのはなんだか胸がドキドキする。悲しいような、切ないような。
自宅に戻ると両親がちょうど仕事に出る風景だった。日常ってすごい力を持っているのだなと感じながら布団に潜った。