死ぬまでにしたい

死ぬまでにしたい10のこと』って映画を見た。
主人公は23歳のきれいな女性。初めてキスをした人と子供を作ってしまって17歳で生んでいまや二人の母親。
父は刑務所。母は愚痴っぽい。夫は失業か日雇いの労働者。しかし愛のある家庭。
その彼女が余命2ヶ月と宣告を受ける。彼女は残っている日々を初めて自分の頭でしたいことを考える。
旦那以外の男と付き合ってみる
刑務所の父親に会いにいく
毎日子供に愛してると言う
子供の誕生日用に18歳までのメッセージをテープに吹き込んでおく
髪型と爪を変える



とかいくつか憶えいる。彼女はとにかく病気に耐えながら精力的に自分のしたいことをしていく。道徳的にどうとかそういうことは関係なく、感動した。隣で見ていた弟はつまらないといっていた。
しかし僕にはとても面白かった。いい雰囲気だったし。
なによりその生き方、発想に感化された。
毎日死にたい死にたい思ってるけど、死ぬまでにやりたいことって考えるとなんか楽しいかもって思って、ノートを開いて考えてみた。

ノートを開いて考えてみた。

考えてみたけど、なんもなかった。
ぎりぎりひねりだしたのは富士急ハイランドに行くこと。だけどああいうとこって一人じゃいけないから、そう簡単には行けない。

死ぬまでにしたい10のこと

そんなのなかった。
でもやっぱり古賀くんが言うように無意識のうちに無理だって、あきらめていることがあるんだろうと思う。
何を諦めているんだ、若いもんが。2ヶ月したら死ぬんならなんもあきらめなくてもいいじゃん。もっと考えてみたらどうだね。