上野千鶴子

『これが、コンプレックス。この差を生み出すのがコンプレックスというものである。理解できないとき、「自分のせいだ」とうなだれるか、「何言ってんの」と言えるか。この差は大きい。この差があるかぎり、疑問は相手にではなく常に自分に返ってくる。』(遥洋子著 東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ、より)

これは筆者が自分の学力のなさを憂えた部分だが、コンプレックスという部分では核心を突いている。
コンプレックスがあると、それに捕われていると疑問は常に自分に返ってくるのだ。これをはねかえし、おかしいのは自分ではなくあなただ、と言える自分でなければ苦しいままだ。そのための学問だ。
『疑問は相手にではなく常に自分に返ってくる』この辛さを背負って生きることの辛さよ。そして自分でも分かっている答え、誰も悪くないと。

今日はウイスキーのコーラ割、ビール、泡盛、ビール、泡盛、コーラ割、でベッドだ。