江國香織きらきらひかるをまた読んでいる。ゲイで医者の優しい睦月とアル中の笑子が互いにそのことを認めて、互いに脛に傷持つ者同士として結婚をする。睦月みたいな男性に憧れる。笑子の心情に痛い位共感してしまう。この物語を読むと心がしーんとしてしまう。睦月みたいな人に出会ったらきっと惚れちゃうだろうな。

辻仁成の冷静と情熱の間を読んでいるが、この人の文体は好きになれない。くさい。わざとらしい。かっこつけ。そんな気がしていちいちつまずいてしまってストーリーにのめりこめない。要するに下手くそ!と言いたい。