お母さん

今日は本を読む気になれないからお母さんのことでも書こう。
というのも感動するFLASHを見たから。http://www.chironoworks.com/yuell/html/4-1.html

うちはずっと共働きで僕はもちろんカギッコだった。いまだにカギッコだ。(鍵を首から下げることはさすがにしてないが)
母はいつも5時前後に起きる。まだ夜も明けやらぬうちから一人だけ起きる。家事をこなす時間が朝しかないから朝のうちに大半を済ます。
二槽式の洗濯機を回し、台所を片付け、お湯をわかしてポットに移し、散らかったテーブルを片付け、ご飯をたき、お弁当を作り、簡単な朝食を作る。庭に水をやり。その合間合間では二槽式の洗濯機を脱水に移したりすすぎに換えたり。
そして前日に干して乾いた洗濯物をたたむ。雨戸を開け、洗濯物を干す。
その頃には空は明るくなっていて7時頃まで朝のお勤めをして家族を起こしに回る。
その後新聞を読み、化粧をし8時前に仕事に出かけて行く。看護婦さんだ。

夜6時頃にスーパーで買い物をしてから帰ってきたあとは地域のことで、なにかと飛び回り9時前にまた帰ってくる。
その後に風呂をわかし入り、ようやく畳にごろんとする。さんまの番組がやってればそれをみるが大抵はサスペンス二時間ドラマを見ている。
半分くらいは疲れて眠ってしまっていていつも犯人が自白を終えてお涙ちょうだいが終わったあとスタッフロールの直前あたりで起きて犯人は誰だった?と聞いてからベッドにうつる。11時頃。

そういう毎日を送っていてたまの休日は家の掃除をし、各種支払いをしたり、手続きをしたりで時間を取られる。自分の服や装飾品は滅多に買わず、そういうところはきりつめてきりつめて家のローンの繰り上げ返済に当てている。70歳までローンを組んであるから僕ら子供たちには迷惑をかけないようにしているのだろうと思う。

たまに洗い物など家事をするとありがとうという言葉を欠かさない。

今日は母の目覚ましが4:30に鳴った。その音が僕の部屋にも響いてきて目を覚ましてしまったから母にはもう少し横になってもらい今日は朝の家事を半分くらいやっておいた。
でも結局6時前には起きて甲斐甲斐しく働いてた。本当に偉いお母さんだ。本当に偉いお母さんだ。