先輩だけど友達日記に。かとぺん。
高校からクラブの一個うえの先輩で、仲良くしてもらってる。この前の誕生日に一緒に飲んで祝ってくれたのも嬉しかった。今は団体職員で、すっごくやせっぽっちなのでスーツが似合わないことこの上ない。貧弱すぎて見てて痛々しい。
この人はすごくうざいけど憎めないし、あんまり本音がわからないけど尊敬できる。なにを尊敬できるって、すごく自信を持っているところ。本人が本当のところどう思ってるのかはわからないけど、周りには自信があるというスタイルを貫いているところ。大学も同じクラブで、共に部長をやっていたがこの人のリーダーぶりはすごいと思った。自信をもって、確信をもってやっていくことのなんと周りに安心を与えるものか。自分がやっていることを、なにやってんだろうと迷うとき。ああこのクラブでこのまま頑張っていけばいいんだと思える。
なんでこの人はこんなに自信があるんだろうと疑問だったことがある。だって意味がわからないもん。根拠のない自信なんじゃないかとかも思った。間違ってるかもしれない、誰かを悲しませるかもしれない、失敗するかもしれないじゃない。でも、でもね、自信とそういうのって関係ないんじゃないかって考えるようになってきた。この人は自分の信じているものを本当に信じているし、信じようとしている。また信じている自分を信じられるように努力している。その最大限の努力の上の自信なんだなって。おそるおそる失敗するかもしれない、なんて生きるなんてもったいないんじゃないのか。びびりながら実行しようが堂々と実行しようが実行することは同じならば、どちらがいいかなんて論じるまでもないじゃない。そう思ったからって簡単には出来ないけどさ。