本当の日記

昨日はNHK教育テレビでやっている福祉ネットワークを見た。30分番組で主題歌を一青窈が歌っている、これはすごく好きな歌だ。
今回は障害で幼い頃から発育が遅く、16才の今でも150センチもなく、会話もあまりできなくて単語でかろうじて出来るといった少年が出ていた。お母さんが一生懸命に一緒に勉強したり、一人でも通学できるかを心配していること、そして何より息子のことを絵本にあらわしていることも流されていた。息子のことを絵本にするようになって新しく気がついた、障害をもつ息子の素晴らしい点。これまではあれも出来ないこれも出来ないと考えていたお母さんが逆に出来ること出来るようになったこと、すばらしく優しい性格に焦点をあてるようになったと語る。また作った絵本を息子の周りの子供に読み聞かせることで友達が息子のことを理解してくれるようになった経験を語る。涙がぼろぼろ流れて仕方なかった。
この番組を見入ってしまった理由はなんといっても少年の笑顔の素晴らしさにあった。こっちまで嬉しくなる笑顔。テレビの向こうの笑顔。それに感動し涙がまた流れた。そんな番組を昨日は見た。

深夜にやっていたNHK沖縄戦の生き残りの方の体験を埋もれさせてはならないって特集も見た。あまりにも悲しすぎる忘れたい語りたくない記憶を持って生きているおばあさんを見て胸がつまった。