確固とした視座からの意外性?

結論・上野千鶴子も普通の悩む、歳相応の経験を得てきたおばさんなのかと思わされた一冊だった。 
 読んでみてどのような人にも生きてきた軌跡があって、現在に至っているのだなと感じてしまった。というのは上野千鶴子さんに抱く「強さ」のイメージのせいだとは思う。
 社会学ジェンダー論というものが人間という視座にたつことで次代を担う学問足りうるのだということを簡単に身近に感じられた。