うーん

現代語版の源氏物語を書いた人として有名な作家円地文子の中編小説。なにぶん昔の人なので知っている人も多くはないとは思うが、ストーリーも人物の描き方もしっかりしている。ただ戦後の他の作家にも言えるのだがこの時期に描かれたものはちょっと時代が合わないなと思ってしまう。時代の要請に応えられてはいないなって感じ。
読むのが退屈ってわけでもつまらないわけでもないが、こういう話が読みたいわけじゃないなと。井上靖の初期の青春小説みたいな退屈さを感じるのは確かだ。



今日は合宿所近くのブックオフに行ってきた。なかなか広く、棚があまり高くなく開放的な店内は快適だった。

最近酔っ払わなきゃ悲しいこと嫌なことを考えたりで眠れなくて夜が長くなってしまいそうで、飲みたくもない酒を飲んでいる。今も風呂上がりで本当はウーロン茶を飲みたかったのにビールを飲んでる。ああまずい。こりゃまずい。